航空切手の種類と相場

立山航空切手

立山航空切手は「立山航空銭位」と「立山航空円位」の2種類に分けられています。

立山航空銭位は1952年2月11日に発売されました、立山航空円位は同年の7月1日とほぼ同時期に発売されています。

立山航空は特殊切手になります。この切手は古い切手の中でも高い評価が与えられている切手です。

額面は銭位も円位も共に55円・75円・80円・85円・125円・160円の6種類があります。

当時は戦後の為日本の飛行機を描く事が出来なかった為、切手に描かれた飛行機はアメリカの飛行機の図柄になりました。

買取価格は状態や額面によって差があります。ほとんどの切手は1,000円〜2,000円前後で取引されています。中でも55円や75円の銭位の切手は一枚でも数万円、50枚のシートでは数十万円以上の値段がつくこともあります。

芦ノ湖航空切手

「芦ノ湖航空切手」は、日本で初めて発行された航空切手です。航空切手とは航空郵便専用として発行された郵便切手の事をいいます。

芦ノ湖航空切手は本格的に航空郵便が始まった1929年〜1934年に発行され、図柄は芦ノ湖を飛ぶフォッカー7型3発式の飛行機が描かれました。額面は、8銭5厘・9銭5厘・16銭5厘・18銭・33銭の5種類が発行されました。

芦ノ湖航空切手の希少価値は額面によってそれぞれの発行枚数が違う為、価格にもばらつきがあります。

その中でも最も発行枚数が少ないのは8銭５厘で芦ノ湖航空切手の中でも最も希少性が高いと言われています。その次に希少性が高いのが33銭の切手です。

芦ノ湖航空切手の買取相場にはばらつきがあり、美品の物で大体1枚1,000円〜3,000円前後で取引されます。5種類のセットで10,000円前後、最も希少価値の高い8銭５厘は状態によっては1枚で5,000円以上の価値がつくこともあります。

大仏航空切手

「大仏航空切手」は1953年8月15日に発行された航空切手です。日本の航空切手のなかで最後に発行された事でも有名で今でも切手収集家の中では人気の切手になっています。

大仏航空切手は70円・80円・115円・145円の全4種類、発行されています。

大仏航空切手の希少価値はそれほど高くはなく、1枚数百円ほどで取引されています。

一番額面の高い145円切手が1番高価な値段がつくと言われていて20枚のシートで状態が極めて良い物だと数万円の値段がつくこともあります。

大仏航空切手を買取に出す場合はそれほど高くない希少性のために、状態がいかに良いかがポイントになってきます。

切手に興味のある方は保存方法もしっかりと調べて実践していると思いますが、譲り受けた切手などで管理の仕方がわからない方などが保管すると、切手は紙で出来ている為どうしても劣化が進んでしまいます。

切手コレクション全体に言えることですが、そのうち手放そうと思ってる方は切手が劣化する前に少しでも早く査定してもらう事をオススメいたします。切手収集家の減少もあり、今の金額がいつまで続くかわからないという話も聞きます、あと折角持っている希少性の高い切手も痛んでしまったら、その価値は一気に下がってしまうからです。

航空切手の種類は、「芦ノ湖航空切手」・「きじ航空切手」・「五重の塔航空切手」（銭位、円位）・「立山航空切手」（銭位、円位）・「大仏航空切手」の全7種類が発行されました。その後（1961年）、五重の塔切手のデザインで「コイル切手」（普通切手）額面30円が発行されました。

コイル切手の特徴は上下にのみ目打があり、左右に目打がないのが特徴です。

上記に書かれた切手も出張買取専門店・買取EBISUはしっかりとした査定をして高価買取させていただきます。

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