大正〜昭和の紙幣

 

この時代の紙幣は明治時代までの古紙幣とは違い一般的には旧紙幣と呼ばれています。

旧紙幣とは明治以降に流通し現在では発行されていない紙幣の事をいいます。

大正3年に始まった第一次世界大戦の影響を受けて日本は好景気になりました。

しかし終戦後には世界的な大不況に陥り日本もその影響を受けました。

 

戦争の影響で貨幣の需要が一気に高まったのと同時に銀の価格も急激に上昇したため補助貨幣の不足が心配され応急処置として大正6年に政府は急遽、10銭・20銭・50銭の「少額政府紙幣」を発行する事になりました。

しかし銭の紙幣は根付かず発行からわずか6年で廃止される事になりました。

そのせいで銭の希少性はかなり高いものになりましたが、何故か古銭の価値としてはあまり高い価値にはなっていません。

 

それでも、発行を開始した年の大正6年発行の紙幣は価値が高いとされ、古銭の取引の対象になっています。

 

旧紙幣の中には現在でも使える紙幣が多く、そのような紙幣の買取は額面ベースになる事が一般的です。

そんな中にも特別高価なプレミア価格の付く旧紙幣があります！

 

それは一般的に「エラー紙幣」と言われている紙幣の事です。

エラー紙幣とは一言でいうと不良品です…

紙幣を作る時に起こったエラー紙幣がそのまま世に流通してしまう場合があります。

 

エラー紙幣の種類

 

・印刷ミス（印刷ズレ、裏写り）

 

・福耳

 

日本の今の造幣局の精度は高くほとんどエラー紙幣が出ることはありません。しかし旧紙幣などを作っていた時代にはごく稀にエラー紙幣が出ていました。

最近ではエラー紙幣が少ない為、エラー紙幣は最近の物の方が値段が高く付くようです。

 

エラー紙幣以外で希少価値が高く買取額の高くなる紙幣は、紙幣に描かれている番号やアルファベットによって値段の高くなる物があります。

 

種類は…

 

・ゾロ目　11111……などのゾロ目の数字の紙幣は額面よりも高い金額で売買されています。中でも7のゾロ目の人気が高いみたいです。

 

・AーA券　紙幣に書かれている数字の1番最初と1番最後にあるアルファベットが両方ともAになっている紙幣（数字がAとAに挟まれている）も額面の数倍の値段で売買されています。ZーZなども人気がある。

 

・キリ番　100000、200000などきりのいい番号になっている紙幣

 

・カイダン　1234567や87654321など数字が階段状になっっている紙幣

 

・イチバン　000001という数字の書かれている紙幣

 

以上のような紙幣も額面よりも高価な値段で取引されています。

出張買取専門店の買取EBISUではこのような珍しい紙幣の買取も行っています。

新しい時代の紙幣は今でも触れるのでひょっとしたらみなさんの財布にも1枚ぐらいあるかもしれませんね。臨時収入になるかもしれません！

私達、買取EBISUには古紙幣や旧紙幣、現行の紙幣にも詳しい買取アドバイザーがいます。

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